盆栽とメタバースを掛け合わせるとどうなる?!新たな盆栽の在り方を提案
こんにちは!今回記事担当のたつきんです!
いきなりですがみなさん、「メタバースFM」ってご存知ですか?
そう、メタバースに関する情報を ラジオやYouTubeで発信しているあの3人集団のことです。
今回もこの3人が普段ラジオで配信している内容を テックブログの記事にまとめましたので、ぜひ興味がある方は読んでいってください!
--------------以下からラジオの切り抜き--------------
まっちゃん: メタバースFM。みなさん、いかがお過ごしでしょうか?まっちゃんでーす!
まる: まるでーす!
うだやん: うだやんでーす!
まっちゃん: メタバースFMはお便り投稿フォームを概要欄に設けております。 今回、そちらにお便りをいただきました。 実は去年の2022年12月6日にいただいていましたが、大変申し訳ないのですが気づくのが遅れてしまい収録が2023年の3月10日になってしまいました。 なので今回はラジオネーム・ 紅葉饅頭さんからいただいたお便り の内容をテーマにしたいと思います。
盆栽は誰にとっても身近な存在になり得る
まっちゃん: 早速、読ませていただきます。
紅葉饅頭さんのお便り: はじめまして。 今年からメタバースに興味を持ち始め、何か良いPodcastがないかと調べていたところ、この番組に辿り着きました。 突然ですが質問というか相談なのですが、 “盆栽”と“メタバース” をどのように関わらせていけばいいか考えております。 私は今、盆栽の仕事を 海外 でしているのですが、もうすぐ日本に帰国します。 今後は日本を拠点に海外と日本を行ったり来たりする生活が理想なのですが、一旦 日本を拠点 にしてしまうと 盆栽の世話 などが必要になってきて長期で海外に行くことは難しくなってしまいます。 日本を拠点にするというのは自分のお店を日本で持つ、ということです。 どうすればいいか悩んでいるとき、 メタバース上で盆栽の世話 をし、 手入れの仕方 なども教えることができればこの心配って解決できるのでは…と思ったのがメタバースを調べることになったきっかけです。 そこで質問なんですが、“盆栽”と“メタバース”を掛け合わせて何ができると思われますか? また、こういうのを調べたらいいとか、ここにアクセスしてみたらいいとかアドバイスがあればお聞きしたいです。 長文失礼しました。 楽しみにしてますので、マイペースにでもこのPodcastを続けていただければ嬉しいです。
まっちゃん: というお便りを紅葉饅頭さんからいただいております。 ありがとうございます!
まる: うだやん: ありがとうございます!!
まっちゃん: 紅葉饅頭さんからのお悩みは「盆栽とメタバース」ですが、まるとうだやんは自宅で 花植物 を育てたり、動物を飼ったりなどのご経験はありますか?
うだやん: 盆栽ではありませんが、植物を育てています。 なので、すごく興味があります。 カラテア と ガジュマル という植物を2つ育てていますが、水やりをしていくと、どんどん 葉の形が変わっていく んです。 そのような移り変わりがすごく楽しいです。 盆栽もそういう感じなのかな。
まっちゃん: きっとそれに近い楽しみはあるでしょうね。
まる: Wikipediaによると盆栽は、広義では 鉢植え をいうらしいです。 一般的には狭義で、花盆に草木を栽植して 樹姿を整えて表現する もの、とあります。
うだやん: そしたら僕が育てているカラテアとガジュマルも花盆ではないにしろ、鉢植えに生やしているので、広義の盆栽ということですか?
まっちゃん: そういうことじゃないですか? うだやんが育てているガジュマルとかも広義の意味では盆栽なんでしょうね。
美しい形を維持するにはプロの技術が必要
引用: https://www.pakutaso.com/20220844234post-42017.html
まっちゃん: 庭園でよく見る松の木は幹がくねくねして広がっているけれど、ああいうのって普通に育てるとおそらく上に上に伸びていくと思うんです。 きっと盆栽を 育てている方の技術 によって美しい形になっているから、「 奥深い世界 」というイメージを抱いています。
うだやん: ただ植物を育てるだけではなく、器の質感とか全体の形も含めて演出する。 眺めてゆったりと過ごす時間 も含めて盆栽と呼んでいるような印象があります。 これをメタバースとどう関わらせていけばいいかという質問でしたが、面白いことがいろいろできそうですね! 少し調べたところ、「 盆栽NFT 」というものが既にあるようです。 盆栽とNFTを組み合わせて、盆栽の価値をブロックチェーン上で表明する、そういった取り組みをされている方がいらっしゃいますね。 盆栽をアートとして、 所有権をNFT上で売買できる ようにしているようです。
まる: 盆栽自体の権利を売買 しているの?
うだやん: そうです! 盆栽は、個人で買ったとしても枯らしてしまったり崩れてしまったり、プロでなければ 管理が難しい です。 けれど、 所有はしたい という需要があります。 枯らしたくない、でも所有したい。 なので盆栽を管理する会社が発行したNFTを買うことで、販売元に 管理を任せ つつ、自分が 所有していることを証明できる ようになります。 そのNFT化した盆栽は 3Dモデル にしてメタバース上で眺めたりもできるようです。
まっちゃん: 僕の実家の近くには自宅の庭に樹木などを植えている家が多く、庭師を呼んで剪定や手入れをしてもらい、ある程度 プロにお任せ しています。 リアルな世界ではそのような管理をしているけれど、今のお話は仮想空間やメタバースならではの発想で新しい盆栽の所有の仕方を提示されているのでとても面白いです。
まる: 3Dモデルで所有できるので、例えば VRChat などのメタバース上の空間で自分の部屋に置いてみるなど、そういう楽しみ方もできるのはいいですよね。
まっちゃん: VRゴーグルなどのVR機器を付けずとも、育ててもらっている盆栽が、目の前にリアルに描画されるような世界が実現できたらいいなって思いました!
メタバース上での盆栽の楽しみ方
引用:https://pixabay.com/ja/photos/%E7%94%B7-%E6%89%8B-%E3%81%97%E3%82%8F-%E5%B9%B4-%E8%82%8C-8060589/
うだやん: 現在のメタバースやデジタル空間の世界は劣化しないし変化がありません。 例えば RPGゲーム の中で生きている木はずっと同じ見た目をしていますがメタバースやデジタル空間上でも盆栽のように少しずつ 変化していくオブジェクト や、形を 自分好みの形 に変えていける、そのような世界観はワクワクしますよね。
まる: 今のお話だと盆栽を眺める楽しみ方にフォーカスしていましたが、盆栽を 育てる楽しみ もあると思うので、そもそも実体がなくて、初めからメタバース上で育成できるようになるとそれもそれで面白そうですね。
うだやん: 育成ゲームの盆栽版ですね。 そういったものがあったら、じいちゃんもVRゴーグルを付けて…
まっちゃん: 縁側に座って、盆栽を眺める。 僕らがおじいちゃんになる頃にはそういう世界になっているかもしれない。
まる: あと、メタバース上だと 時間の進み具合 も調整できるので2倍速で成長を早めたり、リアルな時間と同じ早さでじっくり時間をかけて育てたりもできると思うのでいろんな楽しみ方ができますね。
技術のプラットフォームはメタバースで
まっちゃん: 今回の相談だと、紅葉饅頭さんは盆栽を育てるプロと見受けられるので、 育てるノウハウ を一般の方に向けて メタバース経由で提供 できれば、海外に行くことが難しくなっても解決できるのではないでしょうか。
うだやん: 確かにそうですよね。 盆栽をハサミでカットして形を整えるとき間違えて切ってしまったらundoできません。 メタバース上だとundoできる ので、まだ手入れのされていない盆栽をどうしたら綺麗にカットできるか、何度も練習できそうですね。
まっちゃん: 盆栽を育てられる 技術者になるためのプラットフォーム を作ってしまうということ? もういっそのこと、切るとか水をやるとか、そういう 一連の作業をプログラム化 しておき、手入れ前の盆栽に3Dプリンターのようなものをバッと被せるだけで剪定がされるとか、適宜水やりされるとかできたら面白いですよね。
まる: 管理がめちゃくちゃ楽になりますね。
まっちゃん: その管理運用のノウハウが気軽に身近に共有できるようなプラットフォームがあったらより素晴らしい盆栽の世界が広がるのではないでしょうか。 いろんな技術を組み合わせればできそうな気がします。
まっちゃん: ということで紅葉饅頭さんからのお便り、「盆栽とメタバース」についてお話しさせていただきました。 紅葉饅頭さんにとって、アイデアの一助になればいいなと思います。 僕らも引き続き盆栽を追っていこうと思いますので、また配信でお話しできればと思います。 では本日はこのへんで失礼します。
--------------ラジオの切り抜きここで終了--------------
ということでいかがだったでしょうか!
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