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チームをダメにする何でもルール化
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チームをダメにする何でもルール化
こんにちは! 今回の記事担当の デュラス です。
サボタージュマニュアルってご存知でしょうか?
CIAの前身だったOSS(戦略諜報局)が昔に作成した、敵国や占領下にある国に対してパフォーマンス低下させるマニュアルがあるんです。
諜報員向けの組織を崩壊させるためのマニュアルです。
下記のようなことがマニュアル内にあります。
- 常に文書による指示を要求せよ。
- 誤解を招きやすい指示を出せ。意思統一のために長時間議論せよ。さらに、出来る限り不備を指摘せよ。
- 準備を十分行い、完全に準備ができているまで実行に移すな。
- 以前の会議で決まったことを再び持ち出し、その妥当性について改めて問い直せ。
- 高性能の道具を要求せよ。道具が悪ければ良い結果が得られないと警告せよ。
- 常に些細な仕事からとりかかれ。重要な仕事は後回しにせよ。
- 些細なことにも高い完成度を要求せよ。わずかな間違いも繰り返し修正させ、小さな間違いも見つけ出せ。
- 能力に見合わない不釣合な昇進を行い、有能な者は冷遇せよ。
- 重要な決定を行う際には会議を開け。
- もっともらしく、ペーパーワークを増大させよ。
- 通達書類の発行や支払いなどに関係する決済手続きを多重化せよ。すべての決裁者が承認するまで、仕事を進めるな。
- すべての規則を隅々まで厳格に適用せよ。
手段や方法を決めること自体は問題ではありませんが、
私自身その裏にどんな目的や背景があったのかを伝え忘れたりすることがよくある気がします。
ルールが本来の目的を失って「目的よりも手段を優先させる」になりがちですね。
稟議通すのに承認フローにどれだけ時間かける気なんだよとか思います。
「手続きを多重化せよ。すべての決裁者が承認するまで、仕事を進めるな。」ですね。
権限譲渡して自分の責任で決められるような仕組みが必要で
メンバーは自分の上げている稟議に対して責任とスピード感を持って取り組めるようにしたいものです。
「会議で決まったことを再び持ち出し」
「些細なことにも高い完成度を要求せよ」
「重要な決定を行う際には会議を開け」
時間いっぱい使って、たいして話が纏まらない打ち合わせだったり
やたら細かい部分の話をしちゃったりりする人がいたりとかしませんか?
もはや、「重要じゃない会議を開け」ですね。
最後に
みなさんも改めて自身や組織がサボタージュマニュアル的になってしまっていないか
改めて振り返っていただきたいです。
マニュアルの逆をすればいいだけなので。超絶簡単ですね!
状況やタイミングによって難しいこともあると思います。
少しづつでいいので変わって変えていきましょう!
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