ParrotOS用仮想マシン作成
こんにちは! 今回の記事担当の Giorno です。
2024/2/20にハッキング・ラボのつくりかた―仮想環境におけるハッカー体験学習が発売され、その書籍の中でParrotOSを使用した仮想環境を構築していたので、MacBookProで同等の環境が構築できるか興味があり作成を試みてみました。 なお、M2、M3で検証してあります。
ParrotOS用の仮想マシンを作成
Apple シリコン搭載のMacBook ProでParrotOS用仮想マシンの作成をしてみます。
2024年3月時点でM3 proのMackBookでVirtualBoxを使用して仮想マシンの作成を試みましたが、できなかったのでUTMを使用することにしました。
各種設定などはハッキング・ラボのつくりかた―仮想環境におけるハッカー体験学習を参考にしています。
準備するもの
仮想マシンを作成
UTMがインストールされていて、ParrotOSのISOファイルもダウンロード済みとします。
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UTMを立ち上げ、新規仮想マシンを作成を選択する
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エミュレートを選択する
※M2、M3proで仮想化を検証した結果、Errorとなってしまったため、今回はエミュレートを選択しました。(2024年03月時点) -
その他を選択する
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ダウンロードしたParrot-security-6.0_amd64.isoを選択する
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ハードウェアの設定はお好きなように
今回はメモリー4G、CPUコア数8にしています。
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ストレージはデフォルトのまま
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共有ディレクトリは任意のフォルダを指定する
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各種設定に問題がなければ保存を押す
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仮想マシンというものが表示されているので、起動する
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Try/Installを選択する
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画面にInstall Parrotアイコンが表示されているので、ダブルクリックするとインストーラーが立ち上がります
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Welcome画面で日本語を設定する
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ロケーション画面では地域をAsia、ゾーンをtokyoを設定する
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キーボード画面では使用しているキーボードに合わせてキーボードレイアウトを設定する
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パーティション画面では今回ディスクの消去にチェックを入れました
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ユーザー情報画面ではユーザー名とパスワード設定(ご自身のユーザー名、パスワードを設定)する
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要約画面で特に問題なければインストールを押すとダイアログが表示されるので、今すぐインストールを押す
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インストールが完了すると「すべて完了しました。」と表示されるので、今すぐ再起動にチェックを入れて実行を押す
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再起動が完了するとISOファイルからのブートによる画面が表示されるので、左したのMenuからShutDownをします
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UTM側で今回インストールに使用したISOファイルの消去を行います
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仮想マシンの起動をするとログイン画面が表示されるので、パスワードを入力してログインをします
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ParrotOSのディスクトップ画面が表示される
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Alt+tを押してターミナルを起動し「neofetch」コマンドを実行するとシステム情報の確認ができる
これでParrotOS用の仮想マシンを作成完了となります。
ぜひParrotOSで遊んでみてください。