「Microsoft Bing Chat」を使ってみた
こんにちは。今回の記事担当のきぃです。
イキナリですが、みなさん生成AIって日頃使っていますか?
私はエンジニア歴がやっと1年と少しなのですが、 まだまだ新たな「分からない」と出会いがちな日々を送っています。
そんな中、今年に入ってからでしょうか……急速にChatGPTなどの話題が出始めたころ、 これは使ってみるっきゃない!と、時々利用してきました。 使い方としては、誰かにするにはあまりにも小さい質問からちょっと大きな相談まで、 とりあえずChatGPTに問いかけてみる、ということをよくしています。 いわば、「とりあえずググる」から、「とりあえずChatGPTにも聞いてみるか」ぐらいのノリで、しばしば使用しています。
そんなノリですので、現状は無料で使えるGPT-3.5を利用させてもらっているのですが、
みなさんご存知の通り、ChatGPTにしれっと嘘をつかれることもしばしばあります……。
※これは今年の2月ごろに質問した履歴で、現在は同じ質問をすると、正直に(?)、回答ができないと下記のように答えてくれます。
このように、何らかの答えが得られても、ChatGPTの”それらしい”回答が、果たして”本当に正しい”のか?という問題はありますので、 とりあえずChatGPTに聞いてみてから、改めて検索してみるということを、よくしていました。
検索もしてくれる「Microsoft Bing Chat」
が、「最近、検索もやってくれる優秀なAIがいる」というのを小耳に挟みました。
それがこちら「Microsoft Bing Chat」です。
早速最初の質問をしてみる
何を今更!という方もいらっしゃると思いますが、
どんなところがChatGPTと違うの?という方もいるかもしれませんので、
早速ですが、Bing Chatに最初の質問をしてみます!!
……といくつかの特徴について教えてくれましたが、
特に「検索ツールを使用して回答してくれる」という部分、利用していると、便利だな感じる点がいくつかありました。
無料版のChatGPTと比較して便利だと感じるところ
例えば、どんなワードで検索したかが表示されていたり、 回答の内容を参照できるサイトへのリンクがあることが、ちょっと便利だったりします。
以下は、よく見かけるけど犬種が分からない犬の犬種をふと知りたくなって、聞いてみた時のやり取りです。
これ、とりあえずChatGPTに聞いてみてから検索をしていた勢には、とても助かる機能だなと個人的に感じています!
赤枠で囲った文章中にある水色の数字や、下部にある「詳細情報」がリンクになっていて、確認することもできます。
また、下記のようにどんなワードで検索しているのかも表示されているので、
調べたいことはあるけど、どうやって検索したらいいのか悩ましい……という時に、
とりあえずBing Chatに質問してみると、検索の仕方の参考にもなるかなと思います。
また、リンク先も様々で、技術的な質問をすればqiitaの記事へのリンクが貼られていることもあります。 ですので、このリンク先を一旦参照して、更に分からない点があれば、またBing Chatに聞いてもいいですし、Googleで検索してもいいなと思います。
あとは、こんなこともできます。
無料版のChatGPTにはない、痒いところに手が届く機能かなと感じました!
あとは個人的にはこの部分。
次の質問を想定して選択肢を置いてくれているのも、なかなかニクいなと思っています。
たとえば「Mysqlについて教えてください」というような、微妙な質問をしてみます。
すると回答の下の赤枠で囲った部分に、いくつかの質問が表示されています。
こちらをクリックすれば、自動的にそれが次の質問になります。
この選択肢が出ると、次にどんな質問をすべきか分かったり、 なんとなく分かった”つもり”になっていたことも、敢えて質問してみると新たな発見があったりもしますし、 単純に聞こうと思っていた内容が選択肢で出てくることもありますので、あとはポチッとするだけで済むのが便利だったりもしてします。
ちなみにここまでは正確さを重視して「厳密に」モードにしていましたが、 他にも「創造的に」「バランスよく」などのモードもありますので、 欲しい情報の質や内容に応じて、切り替えることもできます。
まだ試していない方は、ぜひこの機会にBing Chatも試してみてください!
こんなお遊びもできたりします
(こんなお遊びもできます)