事務所のレイアウト変更について
私のご紹介
CMGのインフラ担当をしております、M.Oです。 まず私の紹介から、2013年末に入社し、 過去には、本社の移転や、執務室のレイアウト変更など、 電源(電器)工事やレイアウト、什器類(机や椅子)選定以外の インフラ設備において、ネットワーク設計や通信機器の選定や手配、 機器の設置に至る(簡易なLAN配線工事も)までを担当しております。
始まりは突然
今回は、都内にある某拠点で実際に実施した、老朽化に伴うレイアウト変更を題材をお伝えしたいと思います。 プロジェクトの話が来たのが2019年4月末くらいで、リリースは2019年7月〜(厳密には6月28日から)」でした。 この時点ではレイアウトも何も決まってない状況です。
リリースまで約2ヶ月。
背景
この拠点は(オフライン調査やグループインタービューの)会場調査向けの拠点で 同一フロアー内にインタビュールームも併設している拠点でした。 コロナ以降、リアルなグループインタービューのニーズが減少し稼働率の低下と 私が入社前から設置されている設備や機材も多数あり、執務室スペースも狭く、 利用方法や老朽化対策含めて、見直すことを目的にプロジェクトが立ち上がりました。
レイアウト装飾(什器、備品)や電気設備、また荷物移動などを、当社の総務部門が担当し 私は主に通信インフラ周りの担当をすることになり、 冒頭にもお伝えしたとおり、かなり古い設備を利用していることや、 私自信もほとんど某拠点へ行く機会もなくほとんどなく、見識もない状況でした。
<レイアウト施工前イメージ>
<レイアウト施工後イメージ>
重要なポイント
新しいレイアウトで何名くらいが稼働予定なのか?が重要となり、稼働人数によって、 通信機器などのスペックが変更となるため、重要のポイントとなり、 メンテナンス性を含めて考えるとLAN配線の経路についても重要となります。
LAN配線や電気工事は、レイアウト施工工事の終盤になることが多く それまでに、通信機器の購買や、設置準備テストまでしないといけないためあまり時間がない状況でした。 当社は各島ごとにアクセススイッチ(HUB)を設置し、管理機材以外を接続しないように、 セキュリティの観点からHUBは床下へ収納する方式を採用しております。
新しいレイアウトや什器等が大きく変更され、固定電話(有線)等も引続き利用するため、 レイアウト業者やLAN配線業者に対して、既存のLAN配線や老朽化した通信機器類は すべて撤去(廃棄)し新たにOAフロアー(OA床とかフリーアクセスとか言います)へ変更する要望しました。
レイアウト施工業者のスケジュール
インフラ周りのスケジュール
事件発生!!
レイアウト変更工事も終盤に差し掛かった、6月21日(月)に事件が発生!! 新機材の設定や検証も無事に終え、OAフロアーの施工も無事完了し、 機材をラックへマウントしLAN配線していると、、、
あれ? んン? なんかおかしい。。。。
タップを横にしても...
”ホワイ! ジャパニーズ ピーポー”
どうやって、ACアダプタさすねん、OA床が閉じられへんやんか!!
床板がコンクリートって一枚開けるのもめちゃめちゃ重い!
施工前にレイアウト施工業者へHUB用に床下に電源タップ用意してとお願いしたが、、、、高さは◯◯何センチにしてくださいってとまでは指示してない。 これはまずい、、、急いで施工業者へ、連絡を入れたものの、 結果、これから高さの変更することもできず、、、 どうしよう。。。。 一抹の不安が、、、
希望の光
取り急ぎ、知り合いの電気職人へ相談し L字型アダプタ(薄型)で対処できるかもしれない、ということで 早速在庫状況を確認し発注し、結果なんとか床下の電源タップも利用でき、 その後大きな問題も発生せず、結果6/28の開所を迎えることができました。